近くのタバコ屋の看板猫が、最近テレビに出たらしく人気者になっている。いつもは前の通学路を通る小学生達だけが、猫を見にきていたけどテレビに出てからは色んな人が猫を見るためにやってきてる。テレビを見ていた母が言う話には、あの猫はもともと近くの病院の医師が拾ってタバコ屋のおばちゃんに飼ってもらった猫らしい。
40代の病理医さんだそう。
私も長年猫を見ていたけどそのエピソードを聞くのは始めてだった、おばちゃんと医師にそんなつながりがあったなんて知らなかった。医師の奥さんが猫アレルギーだったため猫を飼うことができずタバコ屋のおばちゃんに託すことにしたらしい、医師はそれ以来ちょくちょく猫の様子を見におばちゃんのところに通っていたらしいが医師に赤ちゃんが産まれてからはあまり来れなくなったらしい。
赤ちゃんに気を使ってか、おばちゃんに気を使ってか単に赤ちゃんの世話が忙しいからか。そこはわからないけど医師の家庭にもらわれていたとしてもきっと幸せだっただろうけど、今の猫の姿を見るとおばちゃんのところで良かったのかもしれないって思う。でもなんでタバコ屋さんとこにもらってもらおうと思ったんだろうと思ったら、病院の窓からタバコ屋の入り口がちょうど見えるからってことだったみたい。
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